香りの背景にあるもの|Miller Harris
調香師リン・ハリスによって2000年にロンドンに誕生した、モダンブリティッシュの世界観を体現し新たな革新を遂げているフレグランスプランド、Miller Harris(ミラーハリス)。
その香りづくりの根底にあるのは、香水を単なるフレグランスではなく、ひとつの物語として捉える姿勢です。Miller Harrisでは、調香師に大きな創造性が委ねられ、それぞれの感性によって、一つひとつの香りが形づくられています。
天然素材と、調香師の感性から生まれる香り
Miller Harrisが大切にしているのは、決められた型に香りを当てはめるのではなく、調香師の自由な発想から香りを生み出すこと。その着想は、詩や自然、記憶、音楽、アートなど多岐にわたります。

香りには、ベルガモットやバジル、ライムなど、自然から得られるさまざまな素材が用いられています。厳選された植物由来の原料(=ボタニカル)へのこだわりは、創業当初から決して変わる事の無いMiller Harrisの真髄です。天然香料を贅沢に使用したフレグランスは素材そのものの香りを活かし、人の肌をキャンバスに見立てつくられる為、肌になじみやすいような香りが特色です。
自然そのものを再現するのではなく、それぞれの素材が持つ個性を調香師の感性によって読み替え、新しい香りの表情へと導いていく。
自然と人の創造性。その両方から、Miller Harrisのフレグランスは生まれています。
香りに宿る、情景と物語
たとえば「SCHERZO(スケルツォ)」は、F・スコット・フィッツジェラルドの小説『Tender Is the Night(夜はやさし)』の一節から着想を得た香り。

南フランスの夏を思わせる鮮やかな花々と、タンジェリンやダヴァナの明るさ。その奥に広がるウードやパチョリ、バニラの甘いニュアンス。ひとつの文学的な情景が、香りというかたちで表現されています。
また、ブランドの初期から続く「FEUILLES DE TABAC(フィユ・ドゥ・タバック)」など、Miller Harrisには都市の空気や自然、人物の記憶を思わせる香りも数多く存在します。
香りを纏ったときに浮かぶ風景。ふと蘇る記憶。言葉にする前の感情。
香りから異なる物語を思い描けることも、Miller Harrisの魅力です。
自分の感性で選ぶ香り
Miller Harrisのフレグランスは、性別によって分けられるものではなく、創業以来ユニセックスの香りとして展開されています。
「女性らしい香り」「男性らしい香り」という枠だけで選ぶのではなく、今の自分が心地よいと感じる香り。記憶に残したい風景を思わせる香り。いつもの装いに、もうひとつ個性を添えてくれる香り。
そんな感覚から、お気に入りを探してみる。
Miller Harrisの香り選びには、そんな自由があります。

BOLS・1987で選ぶ、Miller Harris
