なぜBOLS・1987は、BALENCIAGAを選び続けるのか

なぜBOLS・1987は、BALENCIAGAを選び続けるのか

唯一無二の審美眼と100年以上受け継がれる歴史への敬意

「BALENCIAGA」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

アイコンバッグ「ル・シティ」。
革新的なシルエット。
あるいは、時代ごとにファッション界へ新たな価値観を提示してきたデザイナーたち...

しかし、「BALENCIAGA」の魅力は一言では語れません。

100年以上にわたり受け継がれてきた歴史と、常に新しい表現を生み出してきた創造性。その両方を併せ持つことこそが、このメゾンの大きな魅力です。
BOLS・1987は、1990年代より「BALENCIAGA」を取り扱い続けてきました。単なるトレンドとしてではなく、その背景にある歴史や思想、そしてメゾンが培ってきた価値観に共鳴しながら、長年ご紹介を続けてきたブランドのひとつです。

なぜ私たちは、今なお「BALENCIAGA」を提案し続けるのか。
そこには、一過性の流行だけでは語ることのできない理由があります。


パリコレ最前列から始まった物語

情報が“特権”だった時代の目利き

今でこそファッションショーはデジタル配信され、世界中の誰もがリアルタイムでコレクションを目にできる時代になりました。
しかし1990年代当時は、コレクションを見るという体験そのものが限られた業界関係者だけに許された時代でした。情報が容易に手に入る時代ではなかったからこそ、現地でショーを見て、その空気や熱量までも感じながらコレクションを見極めることには、今とは比較にならないほどの価値がありました。

そんな時代の中、BOLS・1987創業者 二村 仁は、限られた人数しか招かれないパリコレクションのフロントロウ(最前列)で数多くのメゾンと出会ってきました。

そこで本当に心を動かされたブランドだけを選び抜き、日本のお客様へご紹介する。

その積み重ねこそが、今日のBOLS・1987の礎となっています。世界へ足を運び、優れたデザイナーを探し続けた結果、「BALENCIAGA」をはじめ、JIL SANDER、Rick Owensなど、当時の日本ではまだ取り扱いの少なかった数々のブランドとの出会いが生まれました。

’’流行の先に残るものを見極める’’
その姿勢は、今も変わることなく受け継がれています。


ニコラ・ジェスキエールとの出会い

「BALENCIAGA」は、創設者Cristóbal Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ)の時代から、ココ・シャネルやクリスチャン・ディオールと並び称される、オートクチュール界の名門メゾンとして知られていました。しかし、戦争や時代の流れの中で、一時その名は静かに眠ることになります。そして1990年代後半、新たな息吹を吹き込み、再び世界の注目を集める存在へと導いたのが、デザイナーの Nicolas Ghesquière(二コラ・ジェスキエール)でした。

ニコラ・ジェスキエールは、Jean Paul Gaultier(ジャンポール・ゴルチエ)のもとで経験を積み、若くしてその才能を高く評価されていたデザイナーです。創業当時からジャンポール・ゴルチエのコレクションアイテムを本国との直接契約で取り扱っていた私たちにとって、ニコラ・ジェスキエールの才能は決して無縁の存在ではありませんでした。
そして現地で「BALENCIAGA」のランウェイを目にした瞬間、伝統への敬意を感じさせながらも、時代性と革新性を高い次元で融合させるその表現に、深く魅了されたのです。

その出会いこそが、BOLS・1987と「BALENCIAGA」の長い関係の始まりでした。


伝説の「ル・シティ」

時代を超えて愛される理由

ニコラ・ジェスキエール時代の「BALENCIAGA」を語るうえで欠かせない存在が、「ル・シティ」バッグです。2000年代当時、BOLS・1987でも圧倒的な人気を誇り、多くのお問い合わせやご予約をいただきました。

入荷を心待ちにされる方。
色違いでコレクションされる方。
お気に入りの一色を何年も探し続ける方。

それぞれの人生の中に、「ル・シティ」がありました。

そして当時ご購入いただいたお客様の中には、20年近く経った今もなお、大切に使い続けてくださっている方がいらっしゃいます。修理やメンテナンスを重ねながら、人生の節目や日常の時間をともに過ごしてきたバッグ。流行として消費されるのではなく、その人自身の記憶を宿しながら育っていくこと。それこそが、「ル・シティ」が単なる人気バッグではなく、時代を超えて愛され続ける理由なのかもしれません。

そして現在、その「ル・シティ」は約20年の時を経て復刻され、再び大きな注目を集めています。

ニコラ時代のDNAを色濃く残しながらも、クチュールにもカジュアルにも自然に溶け込む柔軟さと、日常で使い続けたくなる実用性。それらすべてが、世代を超えて支持される理由となっています。

  

▶ BOLS・1987が選ぶ「ル・シティ」コレクションを見る


世界的なメゾンと歩んできた時間

BOLS・1987は長年にわたり、世界を代表するメゾンやデザイナーたちと向き合ってきました。
かつて、ジャンポール・ゴルチエが日本で初めてオートクチュールを発表するために来日した際、二村は本人との対話を重ねながらパンツスーツを仕立ててもらいました。生地はもちろん、裏地に至るまで一つひとつをともに選びながら完成した特別な一着です。

ジャンポール・ゴルチエ来日時にオートクチュールで仕立てられたパンツスーツ

それは単なる服ではなく、デザイナーとの対話や、その時代の空気までも映し出す存在でした。完成したコレクションを見るだけでは知ることのできない、ものづくりの過程や細部へのこだわりに触れられたことは、私たちにとってかけがえのない経験となっています。
そうした経験の積み重ねが、一着の服やひとつのアクセサリーの背景にある価値を見つめる視点につながっています。
こうしたデザイナーと直接向き合いながら培ってきた経験は、今もなおBOLS・1987の原点のひとつです。


アーカイブに宿るメゾンの美意識

ニコラ・ジェスキエール時代の「BALENCIAGA」は、クリストバル・バレンシアガが築いたクチュールメゾンとしての歴史に深い敬意を払いながら、多くの名作を生み出しました。ドレスやクチュールラインはもちろん、過去のアーカイブから着想を得たコレクションも数多く発表され、ブランドの歴史そのものを現代へとつなぐ役割を果たしていました。

現在オンラインストアでご紹介している「BALENCIAGA EDITION」のアーカイブジュエリーも、その流れを汲む特別なコレクションです。2006年秋冬コレクションで発表されたこのラインは、クリストバル・バレンシアガの美意識やクチュールの精神を背景に誕生しました。当時のデザイン画とともに発表された歴史的背景を持つ希少なピースは、現在では出会う機会そのものが限られています。

トレンドではなく、メゾンの歴史そのものに魅力を感じる方へ。

時代を超えて受け継がれる美しさを、ぜひご覧ください。

▶ BALENCIAGA アーカイブジュエリーを見る


デザイナーが変わっても受け継がれる美意識

110年以上の歴史を持つ「BALENCIAGA」は、時代ごとに異なるデザイナーたちによって新たな表現を生み出してきました。ニコラ・ジェスキエールは、メゾンの歴史と未来を結びつける革新性をもたらしました。Demna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)は、ストリートカルチャーとラグジュアリーの境界を押し広げ、世界的なムーブメントを生み出しました。

私たちはその時代においても、単なるトレンドとしてではなく、「BALENCIAGA」が本来持つ構築美やクチュールの空気感を感じられるピースを大切に選び続けてきました。

そして今、「BALENCIAGA」は新たな章を迎えています。

クリエイティブディレクターに就任したPierpaolo Piccioli (ピエールパオロ・ピッチョーリ)は、長年Valentino (ヴァレンティノ)でクチュールを手掛けてきた世界的なデザイナーとして知られています。彼が描く新たな「BALENCIAGA」には、メゾンが受け継いできた構築的な美しさと現代性がどのように表現されていくのか、多くの期待が寄せられています。近年発表されているコレクションからも、ストリートの強さだけではない、クチュールメゾンとしてのエレガンスや静かな存在感への視線が感じられます。それは、私たちが長年魅力を感じ続けてきた「BALENCIAGA」の本質にも通じるものです。

デザイナーが変わっても、美しさへの探求は変わらない。
それこそが、「BALENCIAGA」が100年以上にわたり愛され続けてきた理由なのかもしれません。


BOLS・1987で出会う、もうひとつのBALENCIAGA

BOLS・1987では、「ル・シティ」のようなアイコンバッグだけでなく、アーカイブジュエリーや希少なコレクションピースもご紹介しています。オンラインではアーカイブジュエリーをご覧いただき、実際の店舗では洋服が持つ構築美や素材の魅力に触れていただく。そんなふうに「BALENCIAGA」というメゾンの世界観を立体的に体験できる場所は、決して多くありません。

パリやミラノのランウェイで見続けてきたもの。クチュールメゾンと向き合い続ける中で磨かれてきた感覚。そして長年お客様と接する中で培われてきた視点。

BOLS・1987では、そうした積み重ねの中から、「BALENCIAGA」の魅力をご紹介しています。時代を超えて受け継がれてきたクリエイションとの出会いを、ぜひお楽しみください。

▶ BOLS・1987が選ぶ BALENCIAGA コレクションを見る

 

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